2021年05月08日

話の意図が汲み取れない人

話の意図が汲み取れないから
困っている人も多くいますが
そのパターン自体は複数あって
【相手の言い方そのもの】だったり
【文脈が理解できない】ことだったり
【先入観が邪魔する】など
色々と考えられます。

ただ、どういう状況であれ
意図が汲み取れない場合には
トラブルになることも考えられ、
ひどいときには”裁判沙汰”に
なりかねない経験をしている人も
多く存在しています。
(当事者・支援者ともに)

例えば、
話の意図が汲み取れないに加えて
【被害妄想の強い場合】
常に自分が理不尽な目に遭っていると
心の中で思い続けていることがあります。
だから、誰かに
「髪の毛が伸びたね」と言われても
【私を汚いと言っている!】
思ってしまうかもしれません。

「今日のスピーチは良かったよ」と
当事者を褒めたとしても
「バカにしている」と
怒り始めるかもしれません。

「この服素敵だね」
⇒服を買ってほしがっている

「明日のシフト、変わってくれないかな」
⇒いじめとして仕事を押し付けられている

「ちょっとお金はかかるけど、これはお勧めよ」
⇒無理やりお金を奪おうとしている

こういったことを表面には出さないで
心の中で思っていたとしても
【態度やしぐさに現れるので】
人間関係に問題を抱えていることが
少なくないと考えられます。

さらに、
【思い込みが激しいので】
最初に勘違いを起こしてしまって
それに相手が気づいて修正しても
頑なに拒絶することがあります。
実は、この頃は
このタイプに悩む人からの
相談がかなり増えています。
*****当事者の方へ*****
おそらく、これまでの人生で
・なぜか人と上手くいかない
・人が離れていってしまう
・心が通じ合う相手が見つからない
といった感覚を
持ってこられたと思います。

その場合には念のため
上記のようなことが起こっていないか
振り返ってみてほしいです。
私たちには誰でも
【考え方などに枠組みがあって】
いわゆる”思い込み”も含まれますが
それはなかなか外れないものです。

もしもそれが
ネガティブに働いている場合には
人間関係でかなり悩むことになりますし
分かり合える相手が見つかりません。

これについては
【認知の歪みを前提に】
向き合ってみてほしいと思います。
「言葉の裏を読む」という言葉がありますが
それは
【言葉をネガティブに書き換える】
ということではありません。
通常は”言葉通りに受け止める方が”
相手との関係は円滑に進みます。

話の意図が汲み取れないのなら
【ストレートに質問するなどして】
相手から聞き出すほかありません。
それができない場合に
【論点がずれた会話になって】
不協和音が生まれてしまうのです。

言葉通りに…とは、

「この服素敵だね」
⇒うん、この服は色がきれいだね

「明日のシフト、誰か変わってくれないかな」
⇒シフトを変わってほしいような用事ができたの?

「ちょっとお金はかかるけど、これはお勧めよ」
⇒勧めてくれるものを検討してみよう

このような受け止め方のことを言います。

それで、それに対して
納得できなかったり不信な点があれば
そこは質問をくり返しながら
納得いくまで話し合うことが
コミュニケーションの基本となります。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 09:23 | TrackBack(0) | 発達障害

2021年05月01日

明日は引っ越しです

トラブル続きの3年間で
私のストレスはマックス!
ようやく
その生活から解放される?(;^_^A
私はGW中に引っ越します。

お客様にはご迷惑をおかけし
申し訳ございませんが
今後、よりよい質の
サービス提供のために
どうかご理解くださいませm(__)m

さて、私のこのストレス
どうやって解消しましょうか。
あなたのストレスは
どうやって解消していますか?

人間は、長い期間にわたって
ストレスを受け続けると
・うつ病
・不安障害
・パーソナリティ障害
などに
なってしまう可能性が高くなります。
ですから自分の異変に
【いち早く気づいて
   対処をしなければ】
病院のお世話になることも
出てくるかと思います。

ですが人によっては
【自分の感情や感覚に疎くて】
手遅れになってから
対処する場合も少なくありません。
こういったことを防ぐために
【予防という観点を】
持って生活することが大切です。

今回の私の場合、ストレスの元は
「ある特定の人物」にあります。
ストレスの元が分かっている場合
【それを取り除けば改善する】
ということが分かっていますから
特定の人物を取り除くには…
”ここを引っ越すしかない”
という結論に至ったわけです。

【取り除けるストレスには
       早めの対処を】
まずこの考え方が大切です。

「だけど原因を
  取り除けない場合って
       結構あるよね」
こう思う人もいるでしょうし
私も思っていますよ(;^_^A
これについては
【ものは考えよう】って意味で
次回以降に回しますね。
*****まとめ*****
心の健康を保つためには
【自分にとっての
   ストレスが何かを】
自己分析して
理解しておくことが大切です。

それによって日々の生活の中、
心に負担がかかっているかどうか
常に感じることができます。

また、”ただ感じる”だけだと
モヤモヤする感情に対して
どうすれば良いのか分かりません。
その感情を
【具体的な言葉に変えるよう】
取り組んでみてください。

例えば人との関わりで
「あぁ…なんかイライラする」
と思ったことに対して分析し、
「失礼な言い方をされたな」
「マナーがなっていない人だな」
などと言語化したとします。

次に
【どうすればいいか】を考えます。
この例で行くと
気分が悪いことは誰かが原因ですから
・その人との関わりをやめるか
・自分の考え方を変えるか
どちらかになります。

その人との関わりをやめられるなら
それを選択しても良いでしょうし
難しいのであれば、
【人を変えたいと思った
      自分に気づく】ことも
ストレス軽減法の一つです。

全てのストレスを取り除くことは
ムリだということは知っておいてください。
ですが、日々のストレスには
上記例をアレンジして
取り組んでみてくださいね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 07:15 | TrackBack(0) | 自己改革