2021年01月19日

カウンセリングが必要ですか?

前回、カウンセリングが
不要不急にあたるのかについて
取り上げてみたので、
その話題が出れば
この質問が来るかな?という
テーマで行ってみますね。

カウンセリングの重要性は
特に昭和時代の人たちにとっては
不要なものと思われがちで
未だ賛否あるものなのですが
私は「必要」と思っています。

だとすると、
【どんな人に必要なのか?】
という疑問を持つ人も
いると思うのですよ。

まず、前回の不要不急という
渦中での必要性は
【生活に支障が出るかどうか】
という基準が挙げられます。

それは、目先の話ではなく
【長期的に見ても
  影響がありそうな場合】
つまり、
今は平気そうだけれど
今のこの抱え込みが
後々支障を来すと思われる場合も
含まれているということです。

これに関しては
「予防」の領域に思えますが
見方を変えてみると
【メンタル疾患の
  予備軍かもしれない】
そういう人の事前ケア、
とも考えられると思います。

また、
【病識のない人の場合は】
周りから病院を勧められたり
相談を勧められたりして
本人はよく分からないまま
ケアが始まることもあります。
(病識とは、自分自身が
  病気であることの意識です)
*****一緒に考えてください*****
どういった人に
カウンセリングの必要性があるか?
その結論ですが、
私は
【誰にでも】と答えます。

昔は、精神を患った人たちが
受けるものだと思っていたけれど
現代は、
【誰でも受けられる時代】
病気や疾患ではなくても
話を聞いてもらえるのです。
(経験者談)

ただ、不要不急を前提にすると
上記のように
生活への支障があるかどうか
今すぐの緊急性はどうか、など
色々考える必要はありますよね。

ですから、
本当に全くなんともない人には
カウンセリングは不要ですが
本人が望む場合には
【その目的をハッキリさせて】
受けられると良いと思います。

最後に、
予防的なカウンセリングについて。
目的もなくダラダラと
冷やかしのように利用するのは
あまり良いとは思えないのですが
それはそれで
「なぜ、そうしようと思ったのか?」
という部分にフォーカスすれば
カウンセリングは進んでいきます。

また、
日頃の気持ちの整理に使うと
【わずかな変化に
   気づきやすくなって】
自身に不調を来したときも
いち早く対応できる可能性が
高くなると思います。

このようなことから
誰に必要で誰に不要か、
という疑問は解決するかと思います。

今すぐではなくても
いつか利用するか迷ったときには
目安にしてみてくださいね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己改革