2020年11月17日

競争社会で生きる人たち

人間の中には、
やたらと競争したがったり
人と比べたがったりする
タイプの人がいますよね。

そういう人たちは
【勝つことにこだわり】
誰かの上に立つことによって
優越感、自己有能感などをもって
自身を保っていると思います。

例えば、で、
今回はスポーツを取り上げます。

スポーツは勝負の世界です。
勝つという結果が重要です。
もしその世界でずっと生きていたら
何に対しても勝つことが絶対で
【勝ったら偉い人】といった
間違った認識を持っている人も
中には存在しています。

勝った人が偉いのだという
価値観を持っている場合
・家庭内でも支配的
・場合によっては暴力を振るう
・何にでも優劣を付けたがる
・家族内でも比較をする
・弱い者を笑い、馬鹿にする
・思いどおりにしたがる
こういうことが起こりやすいです。

そうなってくると
”基本的人権の尊重”
どこへ行ってしまうのでしょうか?
*****当てはまる人へ*****
勝つことは素晴らしいことです。
その世界で生きている以上
勝ち負けにこだわることは大切です。

ですがそれは、あくまでも
その世界だけに限ることで
その考え方を
【プライベートに
   持ち込まないこと】
絶対です。

家に持ち帰って家族を支配したり
脅して言うことを聞かせて
”勝った気分になるのではなく”
それぞれの話に耳を傾け
【分かり合えること】
目指したほうが健康的です。

その世界でしか生きていないから
それ以外の取り柄がないから…と
そこにこだわるのではなく
【自分のダメな部分も受け入れて】
ありのままで接する方が
周りもつき合いやすくなります。

競争社会にばかり身を置くと
時には”認知の歪み”も生じるし
【周りを敵だと認識しやすく】
人間関係が悪化します。

成績で人を判断する、
その人の
【人間性が”劣”であることを】
知ってください。

「なんだか変だな…」と感じるなら
今一度、
自分の価値観の確認をしてみて下さい。

私たちは誰でも、
【目の前にいる人を
  支配してはいけないのです】

順位争いは、その世界で。
優劣争いは、その世界で。
勝敗争いは、その世界で。
決して”他へ持ち込まない”
これが鉄則ですよ。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己改革