2020年10月15日

手紙がどう役に立つのか?(1)

ずっと前にも
”たまには手紙を書きましょう”
といったことをブログに書いたのですが
先日もたまたまその話になったので
今回は「手紙」について書きたいと思います。

発達障害の傾向を持っている人たちは
【自分の気持ちを表現しにくい】
ということは何度もお伝えしてきました。
その理由として、
・考え自体が分からない
・分かっているけど言葉にならない
・言葉が組み立てられない
などが挙げられます。

自分の考えていることが分からない、
分かっていてもボヤーッとしている。
絵とか色のイメージになる。
こんな感覚を持っている人は
結構多いのかなぁと思います。

思っていることが
上手く伝えられないことや
思っていることと
逆の意味で伝わってしまうことが
昔から続いているのだとしたら
それは本当に辛いことで悲しいです。

人から誤解されやすくなるし
上手く話せないと
話を聞いてもらえなくなってしまう。
だから少しずつ
人との距離をとってしまい
自分の殻に閉じこもることもあります。

そうして大人になった当事者たちにも
まだ、できることがあるかもしれません。
それが
【思いを文字で
   アウトプットすること】です。
*****当事者の方へ*****
まぁ、結論から言えば
いつものどおりのことで、
基本の”メモ”から始まります。

ただ、違っている点は
【段階を踏んで発展させていく】
ということです。

その順番は
1.片っ端から書き出す
2.分類する
3.整理する
4.組み合わせる
5.文章にする
という感じです。

最初は、最後までできないものです。
途中で考えが止まってしまったり
分からなくなってしまうのも普通で
それを何度も
【くり返すことが大切】なのです。
誰かに手伝ってもらうのもアリですよ。

それを継続すると
少しずつ書けるようになる、これは、
【昭和以前に
   教育を受けた人なら
         普通のことで】
今は何かと便利な時代ですが
その分
【必要なスキルが身につかなかった】
典型ではないかと私は思うのです。

上記の進め方というのは
”手紙を書きあげる”もので
日記でもなくポエムでもなく
【相手あっての文章を書くことは】
【自分の思いを誰かに伝える】という
スキルを身につけることと同じです。

この続きはまた、次回で書きますね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害