2020年10月08日

どんな気持ちなの?

アスペルガー特性を持つ人たちは特に
「どんな気持ちなの?」と聞かれると
答えに困る人が多いです。

【自分の気持ちを
    表現するのが苦手】
事実を知ることや受け入れることは
あっさりできるのですが
その先の「自分の気持ち」に
フォーカスすると言葉にならなくて
辛い思いをしている人が多いです。

当事者たちの程度の差はありますし
実は幼少時代には
【結構おしゃべりだった】という
タイプも多いことが分かっています。

それが何らかの理由により
思春期あたりで話すことを止め、
自分の中で考えるようになってしまうのです。

その「何らかの理由」には
色んなことが考えられますが…
・学校でからかわれた
・先生に恥をかかされた
・親の意見ばかり押し付ける
このようなことがあるようです。

そこから
”自分の気持ちや人の気持ち”
感心を置くことを止めてしまうと
長年の考え方のクセが付いて
大人になってからも興味が無くなり
「どう思うの?」などと聞かれても
「分からない」となってしまうのです。

もともと”話すのが苦手”だとしたら
それは仕方のないことかもしれませんが
グレーな人たちは
【言語等に遅れはさほどないので】
本来は話すことができますし
【自分の興味のあることは】
聞いてもらいたいという人が多いです。

だけど、どのタイミングからか
話すことを止めてしまうのは
ざっくりとまとめて表現すれば
【話している自分を
  受け入れてもらえなかった】
言えるのではないでしょうか。
*****当事者の方へ*****
ある時期を境に
「自分の思いや意見」などを
捨ててしまった人たちは、まず
【話を聞いてくれる人が必要です】

自信のない自分、劣等感だらけの自分、
しどろもどろでも
【話すことを許される相手に】
”時間を限定しながら”
自分の考えなどを打ち明けてみましょう。

時間を限定するのは大切なことで
「いくらでも話してOK」となると
当事者は止まらなくなります。
だから「15分間」などと
【時間を区切りましょう】
ちょっと物足りないくらいで
ちょうどいいと思います。

それから、誰かと話すときには
お互いが分かる話をしますよね。
その時、
自分の考えを述べた後には
【あなたはどう思う?】
質問するようにしましょう。

そこで帰ってくる答えは
興味のない内容かもしれませんが
【大切な情報源になります】

相手がどう思うかを答えたとき
”興味がない”と捨てるのではなく
【人は、こう思うもの】という
情報をどんどん増やしてください。

それが自分と違うこと、
相手によっても違うことなどを知り
【意見が違ってもいいのだ】ということも
知ることができるでしょう。

慣れない会話の方法ではあるでしょうが
何度もくり返していくうちに
スムーズになってきます。
結局は【慣れること】
これから先の生きやすさにつながります。

文章を読んでいる段階では
気構えがすごいのだと思うのですが
あまり考えすぎずに
協力者にお願いしてみてくださいね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害