2020年09月01日

求められたら答える必要がある

前回、”思ってても言わない”
ということについて書きましたが、
その中にあった
【不必要なことは言わない】
もう少し掘り下げてから
本題に入りたいと思います。

おそらく
「必要か不必要かの判断ができない」
などと思われた人もいるでしょう。

その判断基準は
・その時のテーマに沿っているか
・その時のテーマに影響を与えるか
・発言を求められたかどうか
といったことかと思います。

例えば、
A商品の性能についての意見交換で
商品の良い点や悪い点を指摘するのは
必要な発言になりますが、
【比較などの目的もなく】
B商品について話し始めるのは
不必要だと考えられます。

もう一つ、今回のテーマですが
”発言を求められたかどうか”です。

ここから本題に入りまして、
発達障害傾向を持つ人たちの中には
【話すことを
  諦めてしまったタイプ】
たくさん存在しています。
・自分が何を考えているのか
・それについてどう思うのか
・人と違うことに抵抗がある
といったことなどが理由で
【意見を求められても答えられない】
ということも起きています。

ニコニコとして曖昧にごまかしたり
誰かと同じ意見を言って
その場をしのいだりする感じです。

うまくいっている時は良いのですが
場合によっては
【何を考えているか
     分からない人】と思われ
距離感を詰めるのが難しいです。

極端な考え方の人たちなので
言うか言わないか、0か100か…
という思いが拭えないかもしれませんが
職場内で中間管理職くらいにもなれば
上司と部下の間に挟まれますし、
色んな問題点を見つけ出して
その解決策を考えたり
人に説明したりする力が求められます。

このとき、
自分の意見が言えない場合
【事なかれ主義】のように
周りには映ってしまうかもしれません。
*****当事者の方へ*****
発達特性を持っているからと言って
【自分の気持ちがない、
    わけではありません】
みなさん、いくらかの気持ちがあって
日常では無意識に
きちんと意見や考えを言っています。

それが、
いざという時に出にくいのは
【日常で言語化する
   練習が不足しているから】です。

言葉を選ぶのが面倒くさい。
人と違うと変な人だと思われる。
黙っていれば評価が落ちない。
こういった気持ちを持ち続けていると
いつまでも同じことの繰り返しです。

そこで、意見を言うタイミングだけ
最後にまとめておきたいと思います。
下記以外の場合もあるでしょうが
とりあえず
【意見を求められる場合】
【主観で答える必要がある場合】
この2つを覚えておいてください。

意見の内容については、
その【テーマに関すること】
考えておいてください。

発達特性の強い人たちが
日常でポロっとこぼす本音は
【新しい考えで面白い】発言が
多いなぁ、と私は思います。

私と同じように感じる人もいるでしょうし
当事者の世界観をもっと知りたいと
思ってくれる人もいることでしょう。

ですからまずは、本音で話しながら、
言っていいことと悪いことの
【区別を指摘してくれる相手】
見つけることが必要かと思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害