2020年08月25日

一つ嫌だと全部が嫌

「ガマンができない」
「不満しかない」に続き
その延長で書いております。

発達障害の傾向を持つ人たちは
【白黒ハッキリさせたい】
というタイプの人が多いので
一つ不満を見つけたら
それだけで【全部がイヤだ】
なってしまいがちです。

例えば、
AからEまでの5つの工程がある中で
Cが上手くいかなかった時など、
【その一つに囚われて】
考えを切り替えることができません。

その時の感情では
・失敗するなんてあり得ない
・またやってしまった
・自分は何てダメな人間なんだ
・人生おしまいだ
・自分が許せない
といったネガティブなもので
私たちにしてみれば
”大したことないこと”の場合が
ほとんどかと思います。

だけど当事者にとっては
【二度とそんなことはしたくない】
というくらいに辛いことです。

ここで問題となるのが
その、小さなミスは過去のもので
取返しようがないのに囚われて
【次の工程に進めず停滞したり
   工程そのものを放棄したり】
してしまうことです。
*****当事者の方へ*****
上記の考え方を常にしていると
周りの人には
成功体験を積み重ねることができても
当事者の感覚では
【ほとんどのことが
      失敗体験】となります。

どういうことかというと
当事者は一連の流れを
【一つのカテゴリで統合してしまい】
総ての流れを完璧にクリアして
初めて成功したと思います。

周りの人たちは
結果が失敗だとしても
要所要所で努力したことや
途中で失敗はあったけれど
結果的に上手くできたことなど
【細分化して考えます】

この感覚の違いがあるということを
知っておくことは大切です。

これは対人に関しても同じで
当事者が興味を持った相手が
【一つでも欠点を見せると】
手のひらを返したように
見下したり敵視したりして
築きかけた関係を壊してしまいます。

私たち人間には共通して
【長所と短所が存在するのに】
当事者は他人の欠点が許せない、
ということも少なくないのです。

結局は、
【すべてが成功、ということに
      こだわっているだけ】
改めて考えてみてください。

何かにこだわっていると
せっかくの良いチャンスを
逃すことにもなります。
だから
【小さな部分には目をつぶって】
見ないことにするという選択も
時には必要なのではないでしょうか。

それによって
一つ不満を持ったとしても
「大したことない」などと
思えるようになるかもしれません。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害