2020年08月23日

不満しかない

前回、「頑張るのがイヤだ」
という内容の記事を書きましたが
発達特性を持つ人たちは
こだわりが強く思い込みが激しく
興味の幅が狭いことが多いので
色々な物事に対して
【不満しかない】という人も
少なくありません。

私たちには見えるのに
当事者には見えないものが
見えるようになるためには
【周りの声かけが不可欠】です。

なぜかというと
自己対話・自己完結の多い人たちなので
彼らは小さい頃からずっと
【不満だけにフォーカスして】
生きてきたと考えられるからです。
親兄弟にも特性がある場合など
”環境によっても”影響を受け
「不満を見つめるのが人生だ」と
意識的にも無意識にも
植えつけられている可能性があります。

だから日常的に見えるもので
【良いことは興味がないこと】
分類されてしまっている前提だと
ガマンさせられた先の
”楽しみ”など見つかるはずがありません。

このようなタイプの人は
一人では乗り越えるのが難しいでしょう。
それでも、見捨てることなく
周りが声かけをすることも大切です。

例えば、当事者が不満を漏らしたとき
「この部分は良かったよね」などと
声をかけてみます。
当事者もそれを理解するのですが
不満しか見つけられないタイプは
「それはどうでもいい」と
バッサリと切り捨てるでしょう。

おそらく当事者にとっての
ルールや秩序などを
【正すことだけにこだわるから】
良い面には興味を持てないのです。
*****当事者の方へ*****
上記に書いた通りですが
当事者の持っている”不満”は
【こだわりや思い込み】
    であることが多いです。

特に、
振り回されて気の毒に思うのは
当事者とは何ら関係ない
街中ですれ違っただけの
【まったくの他人や
   社会に対して抱く不満が多く】
そこに時間を費やして
自分自身が楽しめていないのです。

さらに
人とのコミュニケーションが
苦手なタイプの人は、
「楽しい」「嬉しい」などの気持ちは
【一人だけで感じているもの】で、
周りが楽しい時は逆に
冷めた目でみんなを見ています。

「自分は不満しか感じられない」と
苦しんでいる場合には
それが、思い込みだということを
自分に言い聞かせることも大切です。
そしてその感情を
【一旦、切り離してから】
他の人との楽しい話に
【集中する決心をして】
何を楽しいと思うのか、嬉しいのか…
知っていくところから始めてください。

前回もお伝えしたように
意外とあっさり、手のひらを返したように
【価値観が変わるタイプ】ですから
”人の世界を見てみる”ことも
興味が無いなりに、試してみてください。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2020年08月20日

頑張ることがイヤだ

発達障害特性を持つ人たちの
悩み相談を受けている中で
「頑張るのがイヤだ」という言葉を
聞くことが多いです。

彼らにとっての”頑張る”は
きっと私たちとは感覚が異なります。

多分
【押し付けられている】
【無理やりさせられている】
なんていう感覚だったり、
ひどい場合には
【洗脳されている】くらいに
思えてしまうのかもしれません。

そして、周りの人たちを見て
「なぜみんなは頑張れるの?」と
感じているのかもしれませんね(;^_^A

ただ、「頑張る」の定義は人それぞれ。

そして【受け止め方の違いによって】
頑張りは、頑張りではなくなります。

なぜなら発達特性を持つ人たちは
【好きなことは
   寝食を忘れるほどに集中でき】
【他の人が真似できないくらいの
       集中力を持っている】からです。
その状況を周りの人が見ていると
”尋常じゃないエネルギーで頑張っている”
という風に感じるかもしれません。

それでは、その受け止め方については
どう考えれば良いのでしょうか。
特性を持つ人たちは
興味のないことには見向きもしないので
何かの事柄について
「好き」と思わせるにはコツが要ります。
*****当事者の方へ*****
「頑張りたくない」と思っているとき、
課せられている業務などについては
きっと”興味が持てない”のでしょう。
だから「やらされている感」に
支配されてしまうのだと思います。

結論から言えば、
その事柄に興味を持てば良いのですが
そこに行き着くまでが難関です。

この場合、
【タスクの細分化】をしてみて
その中で好きなこととそうでないことに
まずは分類してみます。

家事で例えてみます。
例えば…料理にしましょう。
洗い物・具材を切る・炒める
ゆでる・焼く・味付け…色々あります。
この工程の中でも好き嫌いがあるでしょう。

誰かと手分けして料理するとして
もしもずっと、
嫌いな洗い物ばかりさせられていたら
料理が嫌いになってしまいます。
だけど、
【嫌なこと→ご褒美】的な感覚で
頑張りの後の楽しみ(工程)があれば
少しはガマンできるかもしれません。

これをアレンジして
日々の「ガマン」に当てはめてみてください。

もう一つ、嫌なことをやる時に
【誰かと一緒なら乗り越えられる】
という経験も大切かと思います。
「めんどいね〜、だるいね〜」などと
誰かとブツブツ言いながらでも
その工程を乗り切れた後には
一緒にやり切った感が味わえます。

この文章を読んでいる間は
「絶対にムリ!!!」なんて
思えてしまうかもしれませんが
不思議なことに、
こだわりや思い込みの強い人は
【些細なきっかけで
   考えがあっさり変わってしまう】
ということが多いのですよ。

誰かの発した一言や、
つまらないことの中の疑問などが
すさまじい興味のきっかけに繋がります。

実際に似たような体験をしていても
直ぐに忘れてしまって
【覚えていないか思い出せないだけで】
大人になるまでの間に
すでに経験済みかもしれません。

「頑張る」というのは
      【無理をする】ということ。
だけど興味を持ちさえすればそれは、
楽しいことでしかないのです。

受け止め方、考え方の違いとは
こういうことなのだと思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2020年08月18日

夏バテでしょうか…

この頃、また原稿を書くのに
遅れが出てしまっています。
せっかく楽しみに
待ってくださっている方々がいるのに
申し訳なく思います。
すみませんです。

なんというか…長〜い梅雨が明けて
急激な暑さに見舞われて
私の仕事場は3面ガラス張りなので
気温上昇がハンパないです。
エアコンの効きも悪く
サーキュレーターを使いながら
しのいでいる毎日です。

これだけ暑いと
みなさん集中力を奪われますよね。
それに、大したことをしていなくても
疲れやすくなりますし
心当たりがない人たちも
【メンタルの低下が考えられ】
相談されることも多々あります。

こういう時は
・人と比べない
・少し自分に甘くする
・早めの行動に切り替える
ということをお勧めします。

例えば、
発達障害の傾向を持つ人たちは
感覚過敏を持っている反面
【感覚の鈍い部分も存在していて】
それが体力面などに影響しやすく
気付いた時には
倒れる寸前だった、なんてことも
よくある話なのです。

だから、
「他の人が頑張れているのだから」と
同じように頑張りすぎるのではなく
【いつもよりも休憩を増やし】
早めの行動に切り替えるとは、
【タスクの数を減らして】
自分への負担を減らすということです。
このようなことを心がけながら
この夏を乗り切りましょうね。

発達特性を持たない人たちも
「もう少しなら頑張れる」と
無理をしてはいけません。
【自己管理も
    社会的スキルの一つ】
考え方の転換をして
自分の身を守ってくださいね。

というわけで
今回は短めの内容で終わります(;^_^A

この記事では「暑いから」ということを
理由に書いてみたのですが
【頑張りやさんは、いつも気をつけて】
過ごしてみてください。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害