2020年07月30日

どう考えればポジティブになれるか?

つい最近、
アスペルガータイプの女性から
立て続けに聞いた言葉が
【いつも最悪の事を
   考えながら生きている】
ということでした。

男性と比べると、割と女性の方が
思いを言葉にしやすい面があって、
出てきた言葉が共通していたので
結構ビックリしました。
おそらく男性にも
同じ考えの人は多いと思います。

どうして彼らは、
いつも”最悪の事態”を
考えてしまうのでしょう?
私なりに心情を読み解いてみると
【避けるため】と感じました。
いったい何を避けるのか?
それは、
批判されること、怒られること
パニックになることなどです。

当事者たちは
批判され、怒られ、パニクると
私たちが経験している以上に
【生きた心地がせず、
  苦しくてどうにもならない】
という経験をくり返しています。
もちろん程度差はありますが
大半の当事者の人が
「分かるわ〜」と
思っているのではないでしょうかね。

だから、
【常にネガティブなことを
    考える癖がついていて】
何十年もそうやって生きているから
ポジティブなことを探そうとしても
見つけることができないのです。

また、
【過剰に自分に厳しいので】
一般的にOKとされそうなことも
【自分には適用されず】
常に自分を厳しく罰している
心で過ごしているのだと思います。

そして思い切って言葉を発すると
めちゃくちゃネガティブ(;´・ω・)
周りは「なんて答えれば…」と
戸惑ってしまうでしょうね。
*****当事者の方へ*****
基本的な部分を理解してほしいのですが
当事者が日々過ごしている中にも
ポジティブに捉えられることは
大量に転がっています。

だけど、
当事者がそれに気づかないのは
【彼らにとってはどうでもいいから】
だと思います。
【幸せよりも危険予測】
みたいなイメージでしょう。

それから、例えば
自分が頑張ったことを
ピックアップしようとすると
思い浮かばない人が多くて
詳しいことを聞いてみると
【一般的に良くても
    自分はダメだ】という
謎のルールを作っていることが
割とあります。

その理由を聞いてみると
大体、つじつまが合わない。
理屈が通らず支離滅裂。
つまり
【根拠なく自分はダメだ】
思い込んでしまっているのです。

ですが、
【根拠がないということは
     それを証明できない】
ということですから
一旦その考えを切り離して
ポジティブを
ピックアップしてみてください。

周りは見えても自分が見えないって
すごく辛いことですよね。
(想像力の欠如から)
だから余計に他人と比較して
自分が一番になれないことには
自分がクズだと思ってしまう。

だけどそれ、違うんです。
実は私たちは
【自己満足の世界で生きていて】
ポジティブの基準も
自分たちで決めているのですよ。

理解できなくても
一応、知っておいてくださいね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2020年07月28日

全部試したけどうまくいかない

なんとなく毎日過ごせているけど
少しだけ自分に違和感を覚えていて
小さい頃から「人との違い」に
薄々感づいている
発達障害傾向を持つ人たち、

友達はいるし、仕事もそれなり。
日々の生活も辛くないし…
だけど何だろう???
何か違和感があるなぁ…
なんて感覚を持っている人が
世の中にはたくさんいます。

こういったケースでは
【一人を謳歌できるタイプ】
の人が多く
違和感すら持たない人もいて
それはそれで幸せだと思います。

ですが、「あれ?」と
ちょっとでも気になってしまうと
追求したいのが当事者たちです。

そこで、
まずは友達や誰かに聞くのではなく
【ネットで調べる】
ということから始めることが
今の時代では主流ですね。
彼らも自分と向き合いながら
色んな情報を集めるために
片っ端からネットで調べます。

そして、そこで得た情報を使って
”自分磨き”を行うわけです。
実際の相談では、当事者から
「ネットで言われていることは
        全部やりました」
と、言われることが多いです。

話を聞きながら
苦手の洗い出しをして、
それに対する対策を伝えても
「それは、やりました」と
答えられることもあります。

また、
私から何か新しい言葉を聞くと
【ネットで調べ尽くし、予習して】
次のカウンセリングを
受けられる人もいます。
ずいぶんと勉強熱心だと思います。
*****当事者の方へ*****
ネットや本に書いてあることは
全部試した。
だけど思いどおりにいかなくて
困っている、という場合は
実際のトレーニングとの違いに
気付くことが大切かと思います。

一番の大きな違いは
【一方向のコミュニケーションと
   双方向のコミュニケーション】です。

ネットや本などから情報を集める時は
一方向からの伝達によってです。
そして、分からないことがあれば
さらに調べて情報を集めますが
疑問に思うことは人それぞれ。
全員に共通していないこともあるので
【知りたいことの
     細かい部分までは】
ネット上では集めることができません。

例えば【表現の仕方】について。
その方法そのものは
文章として書かれているでしょうが
【具体的な実践例のお手本を
     見聞きすることはできず】
独特な感性で受け止める
発達障害傾向を持つ人たちに
【正確に伝わるとは言い切れません】

そして、【フィードバック】
情報を集めて実践するところまで
一人でできたとしても
”それができているかどうか”
【実際に確認できません】

これが、ネットや本と
生身の人間の違いになります。
全部試しても上手くいかないということは
【小さなズレや勘違いが
    起きている可能性】
人と一緒に考えることも必要です。

このようなことで悩んでいるのであれば
ぜひとも
「人間」に支援を求めてみてください。
仲の良い友達に話せるなら良いですし
難しいなら、
その分野に精通する人が良いでしょう。

別のケースに関しても同様ですが
【困った時には誰かに相談する】
ということを基本として
考えてみてほしいと思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2020年07月25日

ストレス排除にこだわる

発達障害の傾向を持つ人たちは
私たち以上に
【ストレスを感じやすく】
体調不良になる人がいます。
【敏感さと鈍感さを持ち合わせ】
体調に関して取り上げると
・すぐにオナカを壊す
・吐いてしまう
・いつも頭が痛い
・発熱に気づかない
といった感じでしょうか。

ただ、
”ストレス”とひとことで言っても
その感覚には個人差があります。
人混みが平気な人と辛い人、
コミュニケーションが好きな人と嫌いな人
同じ発達障害の傾向を持っていたとしても
【人それぞれ、程度の差によって】
何をストレスに思うかは違います。

そして、
当事者たちに共通していることは
【ストレス排除に囚われて】
とにかく
【嫌なことから逃げる】ことです。
私たちは誰でも
ストレスを回避しようとしますが
彼らは【ちょっとやりすぎ】とも
思えるくらいこだわっていることが
私たちとの違いだと思います。

当事者が「これはダメだ」と
思い込んでしまった時には
白か黒か、0か100かという
【極端な考えに陥りやすいので】
ストレスから逃げようとする時も
徹底的な姿勢になりがちです。

酷い状態になると
ほぼ”強迫神経症”みたいになります。
いわゆる【予期不安】ですが
「また調子が
 悪くなってしまうのではないか」
ということを常に恐れて
体調不良を徹底的に避けるために
生活の全てを費やしてしまいます。
こうなったときには
病院に行ってくださいね。
診断が下りるレベルだと思います。

体調不良だけでなく
とてつもない不安感や恐怖感、
色々なことを排除したい気持ちが
年々強くなりすぎるようなら
一度相談してみたほうが良いです。
*****当事者の方へ*****
今あなたが自分でできていることは
小さな頃から「こういうものだ」と
身につけてきたことが大半です。

つまり、幼少時代は今よりも
【柔軟性があったので】
周りの人の言うことを聞き、
指示に従って行動しやすかったので
大人になって、身の回りの事や
最低限の生活できるレベルを
保てるようになったということです。

大人になると
誰かから強制されることはなく
身につけていくスキルを
自分で選択できるので
その時の基準が
”好き嫌い”になりがちなため
【柔軟性に欠ける】と考えてみると
つじつまが合うかと思います。

子供の時には
大人なしでは生きられなかったから
仕方なく言うことを聞いたでしょうが
大人になると
自分で生きていけるので
誰かの言うことを聞く必要はありません。
そこで起こりやすいのが
【嫌なものをとにかく
    排除したいこだわり】
なのではないでしょうかね。

以前もお伝えしましたが
それを続けていくとどうなるか…。
それは
【今までできていたことも
       できなくなる】
可能性があります。
一つのストレスになる原因を
取り除いて安心したかと思うと
【次のストレス要因を探す癖】
ついてしまう可能性があります。

それが、
社会不適合につながってしまう
道筋なのかもしれません。
もちろん、
自分の体調と相談しながらですが
「できることは止めない」という
考え方も大切かと思いますよ。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害