2020年06月09日

知らない人の話に、どう興味を持つか

アスペルガータイプの人からは、
「自分が知らない人の話には
        興味が持てない」と
話しを聞かせてもらうことがあります。

考えてみれば、
私たちはそのような会話を
普段から当たり前のようにしています。
ちょっと考えてみると
それも雑談の一つとして
「私の友だちがね…」
「僕の父親がね…」などの会話を
誰もが経験していることですよね。

そのような状況において
アスペルガー傾向の強い人は
【想像力が働かず、
    興味が持てない】場面が
多いのではないかと思います。

例えば、
グループ内でみんなが会話していて
話についていけない時も
状況は同じだと思います。
「何の話かな?誰の話かな?」
そこで当事者に理解ができなければ
「自分には関係ない話だな」となり、
グループから外れてしまうでしょう。

女性に多いのは
話を”聞いているフリ”ができるので
ニコニコと頷きながら
殆ど理解できていない状況です。
この場合は”天然”くらいに思われて
なんとかその場をしのげます。

いずれにしても私たちにとって
未経験の話や、想像のつかない話は
たくさん周りにあるわけで
発達傾向を持つ当事者たちは
【その経験が多すぎるために】
人との関わりを面倒だと思ったり
自信がなくなってしまったりして
人間関係を避けるようになります。
*****当事者の方へ*****
これは、周りの協力あっての
練習になりますが
想像で補えない分からない話の時は
相手にお願いをしてみてください。

ざっくりと言えば
【何か別の物(人)に
  当てはめて説明してもらう】
という考え方です。

もう一つは
【図に書いて説明してもらう】ことです。

当事者にも個性がありますし
何に例えたら分かりやすいかも
個人差があります。
「Aさん、Bさん…」では分かりにくいから
「うさぎさん、かめさん」など
身近な動物に例えてもいいですし
「バナナ、リンゴ」などでも
伝わりやすくなるかもしれません。

お互いに共通の人に
例えることもありますが
場合によっては
【たとえ話に使われた人への
        情報が書き変わり】
【強い思い込みによって
        印象が変わり】
良くない結果を招くことになります。

ですから例える場合には
できれば「人」ではない方が
良いかもしれませんね。

どういうことかというと
当事者たちは
【仮定の話が苦手】なので
話を聴いているうちにだんだんと
【それが本当だと思えてくる】
現象が起きやすいのです。

これは周りだけでなく
当事者の方自身も、自覚しておいてください。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害