2020年05月26日

会話から「対話」を目指す

アスペルガータイプの人は
コミュニケーションが苦手で
人とかかわることでさえ
大変なことだと思います。

ふと、私は思いました。
彼らは会話することはできるけれど
【対話が苦手なのでは?】
ということです。

ちょいとググってみましたら
会話も対話も同じ意味だったのですが
実際のところ、
【意思疎通が成立して対話になる】
私は思っています。

つまり、
当事者は会話ができているとしても
対話が成立しない場合があって
そのとき相手側に
【不満足感が残る】可能性があります。

対話というのは
1人では成立しないものです。
相手あって成立するのですから
当然、どちらか一方だけが
意味を分かっているだけでは
成立しませんす。

そういうふうに考えて見ると
コミュニケーションって
本当に難しいなぁ、って思います。
なぜなら
自分の気持ちが言えたとしても
相手の言葉が聞こえたとしても
【そこに存在する
  本当の意味を理解すること】
相互関係において大切なのに
伝わらないことって多いですから。

私たちが当たり前に何も考えず
人とかかわって会話している中で
ちょっとしたズレがあったりすると
揉めたりイラっとしたりしますよね。
でも、
この考え方で行けば
【お互いを理解できていることが奇跡】
くらいに考えても良いのかも…。

当たり前のことですが
分かり合える関係は
誰とでも成立するものではありません。
多くの人たちの中にいる、
わずかな信頼できる相手とだけ
上手く関われることには感謝しかありません。

*****当事者の方へ*****
私のブログを読んでくださるあなたは、
これまでのネガティブな経験、
自己否定的で自信が持てない、など
いろんな思いを抱えてきた
かもしれませんね。

アレンジの苦手な人であれば
「伝え方は、これ一つしかない」と思い
ずっと同じことを言い続けながら
相手と分かり合えないかもしれません。

そんな時、
あなたの脳内にアクセスしてください。
本好き、情報集め好きが多い
アスペルガータイプの人たちは
【情報を引き出せないだけ】という
可能性があります。
つまり、自分の脳内にある情報が
見つけ出せないだけです。

そのようなときは
【本の中の言い回し】
思い出せるだけ紙に書き出します。
思い出せなければ
本を読みながらやってみてください。

その書き出した文章を
【視覚で捉えながら
    声に出して読む】という
練習から始めてみましょう。

そして、
人とのやりとりは
【何度も往復を重ねながら】
お互いを理解し合うところにあります。
たった数回のやりとりで
「分かり合えない」と決めつけず
【根気よく続けること】
目指してみてくださいね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 07:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2020年05月23日

「まとも」な人間はいない

以前、日本文学の雨月物語の中から
”勝四郎さん”ネタで
記事を書いたことがありましたが
意外にも、その話題は
色んなお客様から聞かされまして
比較的多くの方の印象に
残ったものと思われます。

私が率直な感想を書かなくても
みなさん反応が大きくて
まぁ…「ひどいよね」っていう
表現をされておりました。

ここで念のため言いますが、
日本文学を
見下しているわけではなく
【解釈は人それぞれ】だから
日本文学の好きな人には
誤解しないでいただきたいです。
他のネタでは
どこかのSNSに呟けそうな
「猫又」というのもありますし
分かりやすい解釈が付いていれば
私ももっと触れてみたいところです。

さて、
私たちは、自分の目に映る
【他人の批判は上手です】
勝四郎さんのお話は
分かりやすく酷い態度だったし
私の解説も付けていたので
問題点も見えていました。

そして、自分の事ではないので
責められる心配もなく
他人を批判することは
気持ちの良いことだと
思えるかもしれませんね。

中には、
アスペルガータイプの人に
よくありがちなことなのですが、
「自分はあんなにひどくない」
「自分はまともだから」などと
【自身を過大評価して】
周囲にいる人たちが
引いてしまうこともあります。
*****当事者の方へ*****
勝四郎さんの記事については
私が学んだ視点からの
内容を書いたものですから
実際にはもっと違うかもしれません。
だから
【別の視点から考える】
ということが必要です。

発達障害傾向を持つ人たちは
・最初の情報が絶対だと思う
・考えは1つしかないと思い込む
・違う意見は悪いものと考える
という偏った考え方に
なってしまいがちなのですが
本来は、「色んな考えで」
現実世界の事も考える必要があります。

それが【柔軟性】です。

「いや、1つだけだ」と
自分の意見を押し付けがちですが
正確な言葉で表現すると
【そうだと思いたい】という
当事者たちの【感情論】であることに
気付くことができると良いですね。

最期に、
「まとも」という人はいません。
私たちはストレスに晒されるだけで
イライラしたり、判断力が落ちたり
八つ当たりしたりしてしまう
【機能を持った生物】なのです。
確かに、
平常時にまともな人はいます。
そういう意味では
繊細な発達障害当事者たちが
【平常でいられることが
      少ないのだから】
やはり、まともでいられる時間も
少なくなってしまうのではないでしょうか。

つまり、
「まともでない人」が見えている時
その人たちは”平常ではない”と
考えられるかもしれないので
その段階で人物評価をするのを止め
【総合的に見て人物評価するよう】
心がけが大切かと思います。

※総合的に見て
 いつも平常でない人は
 何か問題を抱えていますね(^^;
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2020年05月21日

認知の歪みを直したい

私たちは、精神的に不安になったり
なんらかのストレスを感じたりして
認知に歪みが生じることがあります。

この”歪み”というのは
本人にとっては意識的ではなく
【その受け止め方が普通】なので
気が付いていないことが多いですが
冷静な人であれば
「おかしな考え方だ」などと
自分の認知について分かっていても
【修正が利かず困って】
相談されることもあります。

例えば、「かわいいね」と
褒められたはずなのに
この人は嘘をついているのでは…
などと相手を疑ってみたり
実際の相談事例内では
「こういう考え方もあるよ」と
私が提案することもあるのですが
その時に
【完璧でなければいけない】という
考え方を持っている人だと
私の言ったとおりに
・思わなくてはいけない
・行動しなくてはいけない
・間違ってはいけない
といった極度の偏りに陥ります。

程度はどうであれ、完璧主義の
【アスペルガータイプに多い】
と考えられます。

さて、そんな認知の歪みを自覚し
”改善したい”と思う人も
たくさんいるわけで、
どうすればいいの?という疑問を
一緒に考えてみてくださいね。
*****当事者の方へ*****
「頭ではわかってる。
   だけど、そうできない。」
そう思える考え方は
たくさんあるかと思います。

そこで起きている葛藤は
【自分自身に
  無理やり押し付けている】から
起こっているのであって、
その前に必要なことは
【自分の本音に
  正直になってみること】です。

例えば、上記の場合で言えば
褒められたのに疑ってしまっている
”自分を認めること”です。
その段階で、
自分を正当化するために
【相手の非を探してはいけません】
そこでできることは
過去の苦い経験とリンクさせている
【自分を感じること】です。

そして、
今褒めてくれている人と
過去の人は別人だと認識し、
褒め言葉が
【本音かどうかの検証はせずに】
そういう言葉をもらったという
【事実だけを受け止める】のです。

そもそも人は、
自分の都合よく解釈する生き物ですが
認知の歪みが進んでいくと
【自分の都合よく、不幸を探そうとして】
さらに心の健康に害を与えてしまいます。

それは、
わざわざ敵を作りに行くようなもので
相手にそのような意図がなくても
結果的に険悪な関係になりがちです。
そして当事者は
「自分は不幸な人間だ」と
嘆くかもしれませんよね。

日常的に「これが普通」だと思って
考えていることについて
”これは健全な考え方か?”などと
時には立ち止まって考えてみましょう。
相手や自分を責めるのではなく
【原因となることや
     事実となることを】
冷静に受け止めるところから
練習してみてくださいね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己改革