2020年03月24日

過去の記憶が少ない

私がカウンセリングを続けるなかで
もしかして…そうなのかなぁ?と
思っていたのですが
発達障害の傾向を持つ人たちは
【小さい頃の記憶が少ない】
という人が多いです。

実は、最近になって
私の知っている小児科医も
同じことを言っていました。
ですから「あ、間違いないかも」と
確信して改めて注目したのです。

その理由を一緒に考えたのですが
まず、小児科医が言ったのは
幼少期に入ってくる情報が
【必要のないことと思っていた】
ということでした。

発達障害の特性を持つ人たちは
【興味が限定的】ですから
自分にとって関係のない情報は
【忘れてもいい記憶】として
処理されていたのかと。

そして私が考えたのは
【脳が覚醒していなかった】
ということです。
発達障害の脳機能で分かっている
【前頭前野のモヤモヤ】
私の持つ事例では
小学校の高学年くらいから
取れていく人が多かったので
(これは女性に多いかも)
それ以前の記憶を
ストックしておけなかったのかな?

…なんて、色々と想像しました。

因みに、
この前頭前野のモヤモヤについては
当事者にしか分かりにくいことで
簡単に言うと
【ボーっとした感じが続く】とか
【ただ目に映っている感じ】
のような感覚なのだと思います。

それで、ですね。
発達特性があっても
”色々と覚えているタイプ”も
いるのですが
そこも私なりに推測すると
【親との関わりが密だった】人は
”話す”行為も多いので
記憶に残りやすいのではないか。

これが仮に
超無口なアスペルガーの親なら
必要最低限しか話さないし
それぞれの興味について
演説するだけになりがちですよね。
それだと大半のことが
必要のない情報になります。

親子の会話が増えることは、
【思い出話をする機会にもなり】
つまり、
本人が本当に覚えているというよりは
【その後の刷り込みによって】
覚えていることも想定されます。

もう一つ考えられるのは
それが発達障害による特性ではなくて
【愛着障害の場合】です。
愛着の形成に失敗した子どもは
多くの傷つき体験を持っていて
とても繊細で敏感です。
そのため、
【些細なことでも記憶しやすい】
部分を持っていると思います。
*****当事者の方へ*****
私たちの記憶というものは
【思った以上に頼りないもので】
自分勝手に書き換えられたリ
勘違いを起こしやすいものです。

だから、
発達特性を持つ当事者だけが
そうなのではなく、
【その頻度が多い】ということです。

その自覚をもって
誰かに指摘されたからと
すぐに反応して怒り出したり
意地を張ったりするのではなく
【自分の思い込みである
     可能性も考えながら】
「もしかして、そうなのかな?」
【まず、受け止めてみようと】
考えてみてはいかがでしょうか。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 07:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害