2020年03月21日

「かしこさ」は文化によって違う

私が今、勉強している範囲は
【発達心理学】です。
これは、人間が生まれてから
成人するまでのさまざまな面を
知ることのできる学問で
その中で印象に残ったことを
紹介したいと思います。

それが、タイトルの通り
【かしこさの
  定義は文化で違う】
という話です。

私たち日本人が
「かしこい」と思う相手は
・勉強のできる人
・人の気持ちが分かる人
・気遣いのできる人
などですよね。

ところが、
アスペルガー傾向を持つ人で
勉強がすごくできるような
エリート家系では
【成績が全てだ】
言い切ってしまうことが多く
目に見えない人の心や
気遣いなどに対しては
評価をしようとしません。

【人生は勝ち負けだ】という
強い信念を抱くことも多く
他人の意見は聞き入れません。
それで実際に
相談事例では周りが悩まされ
傷つけられ苦しんでいます。

けれど、
それを他国の文化で考えると
【かしこくない人間だ】
思われるような地域もあります。

例えば、
私たちが学ぶような
学校の勉強ではなくて
【法律の知識が基準】の国、
【年長者を敬う】
【人に分け与える】国など
文化によって違うのです。
*****当事者の方へ*****
確かに、勉強ができるというのは
知識を得る上で大切なことですし
成績が良いことは素晴らしいです。

ですが、
それを【他人と比較して】
自分が偉くなったとか
みんながダメな人間だなどと
断言するのは間違いです。

私たちが生まれた日本が
【たまたま教育国】なだけで
発達障害傾向をもつ当事者たちが
悩んだり困ったりしているのは
【一部分だけで評価してしまう】
価値基準を持っているからです。

もっと広い視野で物事を考え
”ダメなところがあるのが人間だ”
知っていくことも大切です。

周りの人の成績(肩書・年収など)以外が、
「見えないから分からない」ために
良いところを見つけられないのではなく、
【良いところが何なのか】という
定義を知ることから始めてみましょう。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害