2020年02月15日

女子グループの会話が苦手

発達障害の特性に悩むとしても
【男女での悩みには違いがあり】
今回は女性の相談者から
多くあげられる声を
取り上げたいと思います。

最近は”アスパーガール”
なんて言葉も出てくるようになり、
女性のアスペルガータイプも
少しずつ知られつつあります。
なぜ、以前は男性ばかりが
取り上げられていたかというと
男性と比べた時に
・女性は共感力がある
・人の目を気にしやすい
・人との違いに敏感
といったことがあって
【うまくごまかすことができ】
あまり周囲に知られることが
なかったからかな、と思います。

それでも当事者の心の中は
【みんなと違う自分】
不安がいっぱいあるし、
みんなと同じようなことができず
また、苦手が多いことを
隠せるのはいいけれど
【苦手の克服にはつながらず】
困りごとが多いと思われます。

その中でも一番の辛さは
やはり【コミュニケーション】です。

・みんなの会話についていけない
・何を言っているか分からない
・理解するまで時間がかかる
といったことから
自分が発言することを諦め
聴き役に徹する人もいます。

特に、女性の会話って
【何が言いたいのか分からない】
内容のことが多くて
アスペルガータイプの女性は
女同士の会話に戸惑うようです。
そこで私は以下のような
アドバイスをしています。
********当事者の方へ********
女同士の会話というのは
それぞれが【思い付きで発言し】
最終的なところに
【結論がないことが多いです】

ですから、
「結局何が言いたいの?」と
突き詰めて考えていくのではなく
【みんな答えは分かっていない】
思ってみてください。

それの何が面白いのか?と
聞かれたとしても
ただの思い付きで話して
その場のノリを楽しむだけで
【議論したいわけじゃありません】

女同士の会話を楽しむかどうかは
本人次第ですが
無理につまらないグループに
入る必要はありません。
でも、もしもそこに属したいのなら
・適当に聞き流す
・結論を求めない
・相づちは上手に使う
ということを守りながら
関わってみてください。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2020年02月13日

「自分に正直」だけの世界を考えてみる

前回をざっくりまとめると
自分に正直に生きるために
【他人を犠牲にしてはいけない】
ということを伝えたい記事でした。

今回は、
もしも私たちみんなが
自分に正直な生き方をしたら…
というテーマを取り上げたいと思います。

自分に正直に…を言い換えると
【自分が最優先】とも考えられます。
そうすると冒頭のように
他人をないがしろにしたり
気持ちを踏みにじるようなことに
なりかねません。

仮に自分が最優先でなくても
【譲歩すべきところ】
社会的にも日常的にも
必ず存在しているわけで
その部分も無視してしまうと
極論ですが、生きてはいけません。

具体例がたくさんありすぎて
どうしようか迷っていますが…
事例のいくつかを挙げてみます。

【働きたい人だけ
      働けばいい】という
思いを聞いたことがあります。
この言葉だけを拾い上げると
働きたくない人は
国に助けてもらうわけだし
そのお金の出元からすると
【働いている他人に養ってもらう】
ということになりますので
私たちの血税を使います。

別の事例では
就職するやいなや、
【職場の人間が自分に合わない】
という理由で退職してしまい
ニートになってしまった人もいます。
前者の事例とは違って
【親の金を使うのだから
       問題ないだろう】
当事者は言うわけですが…

これをもっと広い視野で考えた時
例えば、政治・医療・教育など
・自分のやりたい改革だけ
・気が乗った時だけオペ
・興味の範囲だけの教育
といったことを想像しませんか?

上記の例について、
決してその2人が悪いと
言っているわけではないのです。
敢えて誰かの責任にするのなら
親や学校教育など、
当事者を取り巻く環境かもしれません。
**********当事者の方へ**********
だいぶ大げさな書き方をしましたが
これを日常的なことに
当てはめて考えてね、といっても
【想像の限界】があると思います。

ですから、言葉をまとめると
・一時的に譲歩する努力
・社会に合わせる努力
・最低限の自分のガマン
などの、
【優先順位を把握した上で
        自分に正直に】
生きるのがちょうど良いのではないでしょうか。
**********支援側の方へ**********
この言葉に折り合いがつかない人、
どうすれば良いのか分からない人、
特に発達障害の傾向を持つ人たちが
私が担当させていただいている
お客様方です。

彼ら自身に
【かなりの認知の歪みがない限り】
説明の仕方を間違わなければ
理解する能力は持っているのですから
伝わることはたくさんあります。

「この説明ではダメだった…」と
落胆している人もいるでしょうが
そこは【説明ポイントの見直し】
色んな方向からアプローチすることが
改善への道につながります。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2020年02月11日

自分に正直な生き方とは

今回は試しに
書き方を変えてみますね。
これで色んな視点から
理解いただけるでしょうか…。

*********傾向の説明*********
アスペルガータイプの人たちは
【協調性がない】と言われがちです。
協調性というと
学校生活での集団行動などを
思い浮かべがちですが
実際には集団行動ではなく
【1対1の人間関係から】
影響は起きています。

例えば、
友達と一緒に遊ぶというのは
一緒に何かを楽しむということですが
当事者たちの遊びは
【一緒に何かを楽しむのではなく
     同じ空間で時間を過ごす】
ということが多いです。

特性を持たない人からすれば
「それは一緒に遊んだことにならない」と
思われるかもしれませんが
当事者にとっては
【同じ時間を過ごせた満足感】
達成できた気持ちになっているようです。

これ以外でも職場や習い事などで
「人に合わせてほしい」とお願いしたとすると
当事者たちは
【自分の意思を強制的に
      曲げられている感】
反発心を覚えたり、嫌いになったりします。

彼らの中には【自分を変えたくない】
強く思っている人がいて
そういったタイプの人たちは
【自分の考えが全て】になりがちで
人間関係がうまくいかないことが多いです。

*********当事者に向けて*********
誰だって自分の意思を曲げられたくないですし
自分の気持ちは大事にしたいと思っています。

定型発達と言われる人たちが
周りに合わせられるのは
【自分に嘘をついているわけではなく】
かといって本心でもない
【一時的な譲歩によって】
人間関係を円滑に進めているだけです。

「譲歩」の意味を知りたければ
【交渉術を勉強してみてください】
ビジネスの知識を活用しましょう。

人間関係をうまく保つためには
どちらもがWIN−WINの関係で
あることが大切ですが
こだわりや劣等感の強い人は
WIN−LOSEの関係に重きを置き、
【常に自分が勝つことだけを】
目的として人と関わっています。

だから、
・人から指示されることを嫌う
・自分を変えられると不安になる
・譲歩は負けだと感じる
といったことによって
自分自身が孤立を招くのです。

タイトルの
「自分に正直に」という生き方は
【自分を曲げるな、
  という意味ではない】ことを
ここで確認してほしいと思います。

極めて定型発達に近い人もいれば
知的障害に近い人もいますが
【みんなに自分の気持ちがあり】
それは”誰かのものではない”
多くの人が理解していければ
今以上に、
人との関係が良くなるのではないでしょうか。

ネタを思いついたので
次回は
「もしみんなが自分に正直に生きたら…」
という内容を書きたいなぁ、と思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害