2019年09月14日

他人の気持ちを代弁する

このやり方は、
”とてもひどいことだ”と
思われる人もいますが
発達障害の傾向を持つ人たちは
【真実を知りたい】
心のどこかで思っていることが多く
【回避グセがない場合には】
有効な考え方だと思います。

その前提に必要なことは
【ダメ出しのできる信頼関係】です。
彼らとの信頼関係の形成は
傾聴に徹する寄り添いではなく
【肯定的に確信を突くこと】
【ダメなその人を認める】ことです。

さて、本題に入ります。

発達障害の傾向を持つ人は
何らかのスイッチが入ると
【話を聞いてほしくて
 感情のコントロールができない】
ということが
日常的に起こりやすいです。

・理解してほしい
・承諾してほしい
・共感してほしい
このようなスイッチが入ると
話さずにはいられません。

だけど、
相手に嫌われることまでは考えられず
【自分が言ってスッキリ】
したいのです。

こういうことが少なくなる方が
当事者の人間関係も上手くいきますから
できるだけ早めに
教えてあげたいものですね。

そのポイントとして
発達障害の傾向を持つ
子供も大人も共通して
自分の気持ちに対して相手が
【嫌がっている】ということを
ハッキリと伝えることです。

ここが「ひどい」と思われるところで
なぜなら一般的には
【言わなくても分かることだから】
わざわざ言語化して
相手を傷つける行為だからです。

ですが、
言語化の必要な相手には
ストレートな言い回しで
伝えなくては分かりません。

一緒に遊びたい気持ちがあっても
「相手は嫌がっているから」
話を聞いてほしくても
「相手が聞きたくないと思っている」
空気がおかしくなったのは
「相手が怒っているから」
などと、解説することが必要です。

彼らは、その一瞬は
とても恥ずかしかったり悲しかったり
ネガティブな思いを抱えるかもしれませんが
時間経過とともに
本人なりに考えて処理できるので
「次は気をつけよう」と
考えやすい人が多いと思います。

伝え方の程度は
相手の能力に合わせて
調整してみてくださいね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 07:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2019年09月12日

アサーションを知ることが大切

アサーションという言葉を
知っていますか?
アサーションの基本は
【自分も相手も尊重すること】です。

それは、
自分の気持ちを大切にすると同時に
相手の気持ちも大切にすることです。

例えば、
私はパクチーが苦手なのですが
巷では女性に大人気ですよね。

パクチー好きの女性と話したときに
「パクチーを食べるなんて異常だ」と
私が相手の好きな物を否定したら
その女性はどう思うでしょうか?

その逆に、
「食べられないなんて子どもか!」と
私が批判されたらどうでしょうか?

パクチーの好き嫌いは
人それぞれですよね。
だから私がまずいと思っていても
それを美味しいという人はいます。

発達障害の傾向を持つ人たちは
【人の気持ちが分からない】
言われていますが
上記の場面で起こりやすいのは
【自分が嫌いな物は
  他の人も嫌いと思うべき】
といった偏った認知であったり
【好き嫌いのある自分は
     存在価値がない】
極端に落ち込んでしまったり

【自分若しくは誰かに対して
  極端な考え方を持ちやすく】
そのため人間関係が
上手くいかないことも多いです。

ここで、
以前にもお伝えしたことですが
自分がパクチーを
好きにならなくてはいけないのではなく、
パクチーを好きだという女性の
【気持ちを受け止める】ことで
相手を尊重できたことになります。

本来、私たちは
本人の口から言葉を聞かない限り
【本当の気持ちは分からず】
自分の経験に基づいて
相手の気持ちを推測するだけです。

そのような時に
「パクチーが好きだ」という情報は
こちらが質問しない中で得られた
相手の気持ちであると言えます。

発達障害傾向を持つ人たちは
自分の考えには雄弁でも
相手が考えや気持ちを言った時
【聞き逃したり軽視したり】
しがちです。
悪意を持っているわけではなく
それが貴重な情報だという
認識が薄いのだと思います。

その結果、
【人の気持ちを
  大切にしないと思われ】
人間関係が
上手くいかなくなるのです。

相手の気持ちが
分からなくてもいいのです。
自分が何かを話している
【会話の合間に
  必ず情報があります】

質問するのが苦手なら
会話の合間にある情報を
【聞き逃さないよう】
少し意識してみてくださいね。

そして相手の気持ちを大切にし
自分自身も大切にしてください。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 07:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2019年09月10日

お願いすることができない

関東では、
ハリケーンみたいな台風が過ぎ去り
ひどい被害が出ていますね。
我が家は特に何もなかったですが
暴風の音で眠ることができず
昨日一日は睡魔との闘いでした。

被害の出たお宅では
後片付けなどが大変でしょうね。
みんなで協力し合って
生活が立て直せることを
願うばかりです。

ところで、
発達障害傾向を抱える人の中で
【頼みごとが苦手】という人が
多いことが分かっています。

私たちからすれば
「ただ、言えばいい」のですが
当事者たちにとっては
【どう言えばいいか
     分からない】のだそうです。

ひどく自信がない人では
「頼み事なんて
  偉そうなことはできない」といった
気持ちになってしまうこともありますし
【断られることへの抵抗感】
持っている可能性があります。

単に、無理だと断られても
【自分が否定されている気持ち】
なってしまうのかもしれません。

こればかりは
【意識改革と練習】
繰り返していくしかありません。

意識改革とは、
できないことを無理に引き受けて
当事者に迷惑をかけるよりは
きちんと断るのも【誠意であり】
それは相手を否定したことではない、
ということを受け入れることです。

また、
人は一人でできないことが多いので
【協力し合って】
できるように実現します。
自分でできることは
お願いする必要はありませんが
誰かにお願いすれば実現できることを
知っておくことも大切です。

能力が高ければ
だいたいのことは自分でできます。
そうすると
お願いできることが少なく
コミュニケーション量が減るので
そのような時は
【一緒に手伝って】ということを
増やすと良いかと思います。

頼み事には
まるごとお願いすることと
一緒に手伝ってもらうことの
2つがあります。
その加減を理解するには
時間がかかるかもしれませんが
信頼できる人とのやりとりで
お願いのやり方を練習して
経験値を上げていきましょう。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 06:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害