2019年08月17日

アバウトな言い方に戸惑う

発達障害傾向を持つ人は
アバウトな言い方に戸惑います。

子どもの頃には親から、
大人になると職場などで
・ちゃんとしなさい
・良い人になりなさい
・イヤがることはしない
このようなことを言われても
それが【具体的でないと】
結局また同じことをくり返したり
失敗したりしてしまいます。

数学のように
答えが一つの時は迷わなくても
答えが複数の場合には
私たちも戸惑いますよね。

そのとき、何となくで
「これかな…」という回答を
選んでいるだけなのですが
当事者たちは
全く思い浮かばなかったり
【真逆の選択】
してしまうこともあるでしょう。

ある方の言葉をお借りして
例えてみますが
その方は子どもに「人に優しくね」と
小さい頃から言い聞かせていたそうです。

そこで疑問が浮かびました。
【人に優しくとは
   どういうことか?】

・困っていたら助ける
・良いところを褒める
・話を聴いてあげる

これらは【想像の領域で】
想像すらできない人には
すぐに答えられないでしょう。

それから、経験を積み重ねて
人に優しくできたとして、
加減の分からない彼らは
【先回りして助ければ】
もっと人に優しくできたと
誤解してしまうでしょう。

こういうアバウトなことって
みんな「だいたい」で
やり過ごしてきているのですが
【マニュアルさえあれば】
当事者にも実現可能です。

「イヤがること」に関しても
自分がされて嫌だとしても
相手がそうとは限りません。
嫌がることさえされないくらい
人間関係が希薄なら
どんなことが嫌なのかすら
想像できません。

まとめますと、
私たちが当たり前のように
会話で使っている言葉には
アバウトな言い回しばかりです。

発達障害傾向を持つ人に
正しく伝えたいときは
【はっきりと具体的に】
伝えるように心掛けましょう。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 06:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2019年08月15日

自己管理が苦手

あるお客様との話の中で
出てきたことをご紹介します。

発達障害傾向を持つ人たちは
【行動の切り替えが苦手】
・いつまで続けるのか
・いつやめるのか
・どのくらいでいいのか
などがハッキリしないまま
同じ行動を続けてしまうことがあります。

その対象が好きなもので
過集中などによって継続するのではなく
【惰性で続けてしまう】感じです。

それで、
私は会社員ではありませんから
働く時間が決まっていません。
休日設定も休憩時間も
開始時間も終了時間も
全て自分で決定しています。

発達障害傾向の人たちは
【計画を立てることが苦手】
私と同じような働き方をすると
【自己管理ができなくて】
ペースが乱れてしまいます。

ですから、無理にでも
【始業終業時間と
    休日を設定して】
自分を管理しなくてはいけないのです。

そうしておかなければ
【頼まれた分だけ働くので】
心身を休めることができなくなります。
さらに強迫的な考えを持ちやすいので
【休むことが悪いこと】
感じてしまうようになるかもしれません。

同じ行動を続けることが
苦でない人であっても
いつかは「それ以外のこと」に
取り掛かることができなくなり、
強迫的な日々を過ごすことでしょう。

大げさかもしれませんが
そのくらい危険なことだと
考えておいた方が良いです。

自分で管理しないといけない人は
【必ず1日のスケジュールを
      確定させること】
徹底させてください。
そして、
夜は必ず休み、きちんと食べ、
【半日の休みでも】
時にはとってくださいね。

会社員であることのメリットは
【人にルールを決めてもらえる】
【あらかじめ枠が定まっている】
などです。
自己管理ができなくて
不安な場合には
スケジュールを作成して
誰かにチェックしてもらってください。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2019年08月13日

相手の気持ちをどう考えるか

発達障害の傾向を持つ人は
【人の気持ちが分からず】
困っていることが多いです。

相談の中では、
「どうやったら人の気持ちが分かりますか?」
という質問をされることはよくあり、
まず、最初に私がお答えするのは
【直接聞いてみること】です。

私たちは
人の気持ちを推測しますが
【意外とはずれます】
ですが、その推測を外さないため
色々な人と会話しながら
【より多くの情報を集め】
その中から一番当たりそうな
気持ちや考えを
選択しているだけです。
それはある意味「賭け」みたいなもので
はずれることもあるのです。

だから、間違わないためには
【聴き入れる姿勢を保つ】ことが
何より大切なのではないでしょうか。

もう一つ、
人の気持ちが分からない時は
【自分の気持ちはどうか】
考えてみてください。

そして、
自分の気持ちがハッキリと分かったら
【その真逆の気持ちを考えます】

目の前にいる人が
必ずしも真逆の思いではないですが
真逆の思いであったとき
【自分が動揺しないために】
考えておいた方が良いと思います。

最後に、心がけについて。
発達障害当事者たちは
感情表現は苦手でも
【考えを述べるのは得意】
というタイプが多いです。

その時、
自分の考えを述べることだけに囚われ
【相手が考えを
  言っていることに気づかず】
聞き逃すことがよくあります。

そうすると、
せっかくの大切な情報を
集めそびれてしまいますので
人と話すときには
【相手の発言を集めよう】
自分に言い聞かせましょう。

自分の気持ちと真逆の相手でも
・この人は自分の敵だ
・この人とは仲良くなれない
・もう関わらないでおこう
などと
ネガティブなジャッジをせず
【すべてが情報】
考えるようにすると
人との関わりの面倒くささが
多少減るかもしれませんね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害