2019年05月22日

「ゴミ」の認識ができない

発達障害傾向を持つ人の
特性の中には
・こだわりが強く
・環境の変化が苦手で
・モノへの執着がある
ということがあります。

例えば、
長年履き続けた靴が
やぶれてボロボロになっても
「捨てたくない」と
頑なに拒むことがあって
”思い入れ”も考えられますが
【変わってしまうこと】
対する不安などから
捨てられない場合もあります。

また、
使い終わったボトルを
捨てていいか判断できない時
私たちなら家族に聞きますが
当事者で質問が苦手な人は
【その場に放置します】

「まだ使うかも…」の考え方で
空箱が捨てられないなど
【ゴミとして認識できない】
物が増えてしまう問題を
抱えている人もいます。

幼少期の場合には
キャンディーを口に入れると
その包み紙を
【床に捨てる】こともよくあり、
”ゴミ箱に捨てる”ことを
覚えるのに時間がかかる
子どもも多いです。

「大人なら、
  誰かに聞けばいいのにね〜」って
思いますよね(^^;
確かにそうですし、私も同感ですが
彼らは
【自己完結型】であったり
【質問の仕方が分からない】ことで
ゴミかどうかの【判断を諦めて】
その場に放置してしまうことが
多いのかな、と思います。

このようなタイプの人は
「ゴミの認識」だけでなく
【モノそのものへの考え方】
について話し合っていくことが
大切かと思います。

幼少期であれば
キャンディーをあげる前に
ゴミ箱を持ってこさせるなど
ママと一緒にトレーニングを。

大人であれば
本棚や洋服ダンスなど
モノが溜まっているところを
【一緒に整理し】
捨てるものとそうでないものの
【区別の仕方をレクチャー】
してあげることが大切です。

このとき、支援者が強制的に
捨てさせるのではなく
【本人に納得してもらって】
本人に捨ててもらいます。
「できたね」
「スッキリしたね」など
【良い言葉かけを】してください。

彼らがゴミ屋敷を作りあげるほど
こだわり始める前に
【早い段階での取り組みが】
大切ですよ。

「大人なんだからできるでしょ」
などと、面倒がらずに
手伝ってあげてくださいね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 16:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2019年05月20日

それって発達障害だから?

今回は、
このブログの解釈について
知っておきたいことがあったので
それを書こうと思います。

この頃はだいたい
発達障害傾向を持っていて
IQは高いタイプのひとについて
書くことばかりなのですが
そういった人たちの「あるある」を
テーマにするものの、それは、
【発達障害でない人にも
   当てはまることであって】
また、発達障害傾向であっても
【他の精神障害を
  併せ持っていることも多く】
”こういうことがよくあるよ”的な
イメージで記事にしています。

ですから、
例え定型発達でも
当てはまることはありますし
発達障害傾向であっても
当てはまらないこともあります。

なのであくまでも
【参考にしていただきたい】
記事の内容となっています。
そのことを
改めて伝えたいと思いました。

ただ、
何かのケースが当てはまった時
【その程度(困難度)が
       高い可能性】
あるかもしれません。

例えば「地図を読めない」時、
定型発達の人なら
・別の方法でルートを調べる
・人に訊く
などの方法を取るかもしれませんが
【自己完結タイプの
   発達障害傾向の人は】
・質問ができない
・思い込みで解釈してしまう
・地図がおかしいと怒りだす
などということが想定されます。

このようなことを踏まえて
ブログを読んでいただけると
より参考にしていただけるかなぁ、と
思うこの頃です(^^)

それは別に
私のブログに限ったことではなくて
発達障害支援のテキストや
他の人が書く記事でも同じです。

ここでも当事者たちの
強い思い込みが発生してしまい
「当てはまらないから違う」とか
「当てはまるからそうだ!」など
【白黒どちらかで判断しがちで】

けれども
【困っているから、
  そのような記事を読んだ】事実があり、
【これからどうするか】が大切なので
「自分はこうだ」というところに
止まらず前向きに
取り組んでいけることを期待します。

今後も「あるある」更新がんばります。
よろしくお願いします(^^)
posted by 心療カウンセラー長谷 at 18:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2019年05月17日

どうして無自覚なのか?

発達障害関連の相談については
当事者からだけではなく
その周囲の人からも受けています。
当事者の場合は本人が
【具体的に困って】ですが
周囲の人については
その人が傾向に気づくこともあれば
【何が起きてるのか分からなくて】
ひとまず私に聞いてみる…
ということもあります。

それで、
発達障害の傾向を持つ人たちでは
なぜ、自覚ある人とない人が
いるのでしょうか?
それも特性の個人差でしょうが
もう少し詳しく書いてみます。

一つは、
【自分が見えないから】です。
私たちの眼では
【唯一自分が見えません】
だから
【想像力を駆使して】
客観的に自分を見る努力をします。

けれど、
発達障害傾向を持つ人たちでは
想像力の弱さの程度によって
【自分を客観視できません】
「何か変だな…」と思っても
【明確に何が変か分からず】
それを「自分らしさ」として
自覚しないことが考えられます。

もう一つは
【自分を過大評価している】
という場合も考えられます。
例えば、
目に見えて分かりやすい
テストの点数や成績で
人間性を決められると
強く思い込んでいる人は
【人となりは評価に入らず】
自分が勉強ができるから
凄い人間だと信じています。

そして
「こうすれば上手くいく」
「これができたらすごい人」
などという強い思い込みを
持っている可能性もあって
【認められないと怒りだし】
敵としてみなされることも
少なくありません。

ただ、この場合には
幼少時代からの違和感を
自分なりに正当化させようと
考え抜いたやり方であって
【もともとはそうでない】
事例が圧倒的に多いです。

言ってしまえば
【ほとんどの人が
   自覚しています】
なのだけど、
具体的に何がおかしくて
どうすればいいかも分からなくて
周囲との温度差も埋まらないし
その不安を払しょくするために
【知らないふりをしている】
考えられます。

結局のところ
問題を解決するためには
【本人の決心が不可欠で】
そこに至るためには
【周囲の受け入れ態勢を整え】
許容することが大切なのです。

それは、
どんな人にもできますから
専門家でない人たちも
一緒に支援側に回ってくれたら
みんなが幸せになれると思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 05:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害