2022年08月23日

おしらせ

こちらのブログを作成した目的は
エキサイトお悩み相談室のお客様に
読み物として利用していただくためでした。

ですが、
エキサイトのルールが変更となり
”外部リンク禁止”という
なんとも厳しい言い渡しがありました。

せっかく読者さんが
増えつつあったブログですのに
施行側は簡単にお決めになられて
とても残念に思います。

そんなわけで現在は
エキサイト内での掲載をしておりませんので
通常のブログに誘導させていただきます。

なお、こちらのブログに
コメントをいただいても返信は致しません。
同じ記事は通常ブログにもございますので
そちらでコメントをお願いいたしますね。

posted by 心療カウンセラー長谷 at 07:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ご案内

2022年05月20日

握ることと指先の不器用さ

すみません、更新遅れました。
(*- -)(*_ _)ペコリ

前回の感覚過敏の中で
「てのひら」について書きましたが、
今回は”指先”も含めて
取り上げてみたいと思います。
もしかすると人によっては
全部が関連しているかもしれないので
それも合わせて考えてみてください。
以前のおさらいにもなります。

発達障害傾向を持つ人たちは
【手首の不安定さと
  指先の不器用さが目立ちます。】
まず、手首と言いましたが、
実は”足首も”結構ぐらつくというか
安定しない人が多いのですね。

足首の方で言えば
【歩き方が不格好になりやすく】
靴裏の擦れ方も偏りやすいです。
イメージとしては、
足首が内側に入ってしまって
偏平足の部分で支える感じです。

それと似たような感じですが、
手首を”安定させておけない”
という人がいることが分かっています。
手首が不安定だと、
・コップの水がすぐこぼれる
・鉛筆の持ち方を正しくできない
・両手を使うのが苦手
といったことがあるかと思います。
特に鉛筆は正しく持てないと
【手が邪魔して
  書いている文字が見えないため】
身体をかがめるしかありません。
それで姿勢が悪くなっていきます。

もう一つ、指先については
”細かい作業ができないことが多く”
例えば、針に糸を通すとか
小さなものをつまむなどが苦手です。
これらを総合して考えてみると
【力をコントロールできない】
ということが想像できます。
ペンを持つ、軽く叩くなど。
*****まとめ*****
手と足、だとしてもこれらは
【発達性強調運動障害】
関連していると思われます。
”体全体の協調性”みたいなもので
当事者は右手と左手、
足と胴体などがそれぞれ別で
独立している感じかもしれません。

だから、両手を使うこと自体が
”マルチタスク”なのかも?
なんて私は想像しています。
(マルチタスクは苦手ですよね)

それで、こういった問題は
【小さい頃の運動量が少なくなった】
ということも考えられますし、
極端に運動を避けてきた人なら
このようになりやすいということです。
身体全体を使った遊びと
ぶら下がり棒のような
手を鍛えるような遊びを避けると
【握力は極端に弱くなりますし】
【体幹が鍛えられません】

大人で悩んでいる人は
”体幹を鍛える練習を”
運動が苦手な人であれば
ヨガなどゆっくりできるものを。
指先に関しては「ピアノ」がおススメ(^^)
とにかく、
【経験を積むしかないと考えて】
取り組むしかありません。

「〇〇をやっているから大丈夫」と
聞かせてくれる人もいるのですが、
それでバランスが取れないのであれば
”一部に偏った
  トレーニングになっているかも?”
考えてみても良いかもしれません。
例えば、
トレーニングジムは筋肉メインで
部分的な筋肉を別々に鍛えます。
それぞれ鍛えたら”統合しないと”
バランスはとれないですよね。

だけど嫌なことは長続きしないですから
”自分が楽しいと
    思えるものを見つけて”
取り組んでみてくださいね。
もしかすると?ですけれど、
そういった取り組みが楽しくなって
慣れてくると
【感覚過敏が減るかもしれません】
これは私の想像ですが(;^_^A
posted by 心療カウンセラー長谷 at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2022年05月17日

触覚過敏

発達障害傾向がある人たちに
【感覚過敏】があるのは
すでに知られていることですが、
具体的には
「音」「光」「臭い」などと
”触れる、触れられる”ことに
敏感なタイプも存在しています。

これらは当事者だから
必ず何か過敏があるわけではなく
人によって違います。
そして、私たちにも少なからず
過敏というのはあると思います。
私は…えーと…日光過敏です(;^_^A

当事者の人の光過敏は
光のまぶしさに対してですが
私は日光を浴びる方です。
アレルギーではありませんので
ブツブツが出たりはしませんが
ひどい時は具合が悪くなります。

さて、本題に戻りまして。
今回は「触れる・触れられる」
という過敏について考えたいと思います。

いわゆる当事者の”あるある”では、
周りの人が当事者に声をかけるため
軽く肩をポンと叩いただけで
【ひどく痛がって怒り出す】
というケースがあります。
これは当事者にとっては
【予測していない
   出来事に当てはまるため】
パニックを起こしてしまい
痛くはないはずなのに
「何もしていないのに叩かれた!」と
怒りを表出するパターンです。

自閉症の赤ん坊では、
抱っこをされるのも嫌がることがあり
そもそも自分以外の誰かに
触られることに抵抗があるようです。

また、私から見てですが
【てのひらに
  特別な感覚を持っている】
というふうに思います。
”握る”という行為自体が
苦手なのではないだろうか?と
感じることもしばしば。
そのため、このタイプの人は
【極端に握力が弱く】
ちょっとしたモノでも落としてしまう。
うっかりミスというよりは
【モノに触れる行為自体に
    嫌悪感があるような】
そんなイメージがあります。

そして今回の主となるのですが
【聴覚に違和感を持っている人】
このタイプの人も大変です。
イヤホン・ヘッドホンなど
耳をふさいで音を聞かされる
【音そのものが嫌なのか
  触れられるのが嫌なのか】
ここには個人差があると思いますが
音楽を聴きながら通勤するなど
難しい状況があります。

それに加えて
【電話等を耳に当てたくない】
という人もいます。
この頃は便利ですから
このタイプの人たちは
スピーカーで通話していますね。
*****まとめ*****
今回の件に関しては、
【周りが当事者を理解するために】
必要な情報かと思います。
外ではそれなりに振る舞えますが
帰宅してまで無理はしたくないもの。

そういう中で
当事者の嫌がることを強制するのは
【ただストレスを増やすだけなので】
家族などの許容範囲内であれば
見過ごす、好きにさせるという
考え方も大切なのだと思います。

もう一つ、
”唇に食べ物が当たるのが嫌”
というケースもありました。
なので食事の際は
歯をむき出しにして食べるのです。
私も口周りが汚れるのは嫌です。
ここでもし改善案があるならば
【汚れたら
  拭けばいい、洗えばいい】
という考えが
受け入れられるかどうか
ということになりますが、
年齢が上がるほどに修正は難しく
こだわりも強くなるかもしれません。

いずれにしても
診断を受けていない社会人としては
【生活に支障のない範囲で】
こだわっていけば良いのだと思います。
過敏は辛いことと思います。
だから、許される場では
なるべく自由にしていきたいですね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害