2020年07月09日

テレワークバンザイ!

前回、在宅勤務の危険性について
記事を書きましたが
その逆に「朝ラッキー♪」と
思っている人もいるので
それがどういうタイプなのか
取り上げてみたいと思います。

発達特性で言えば
アスペルガータイプなのですが
ADHD特性を
持ち合わせている人も多いので
アスペルガータイプでも
テレワークに向いている人は
次のような条件が揃う人です。

・自分でやりたい、決めたい
・コミュニケーションが苦手
・自分ひとりの世界が好き
・ルーティンが落ち着く

好奇心旺盛で自由奔放な
イメージを持つ
ADHDタイプの人とは
逆のタイプという感じですね。

彼らは、
【誰かに決められることを嫌がり】
仕事についても本音はそうなので
会社に出勤しているだけで
結構ストレスが溜まりやすいのです。

さらに会社内では
【周りの人の目(評価)が気になり】
無理をしておしゃべりに参加し
仕事に集中できません。

デスクで一人で仕事をしていても
【外部からの音の刺激によって】
効率が落ちてしまうこともあります。

だから自宅で一人で仕事、となると
他人がいない環境が整うだけでなく
【時間配分、ペース、順番など
    全て自分で決められるので】
無駄なストレスが増えません。
*****当事者の方へ*****
テレワークに向く人の条件の中で
一番大切なことは
【自分で計画を立て
    継続できること】です。

だから
【ルーティン化させ、
   それが落ち着ける人】でなければ
一時的な楽しさがあったとしても
長続きしないでしょう。

ADHDタイプの人も
アスペルガータイプの人も
それぞれ【自分の向き不向きを知り】
それに合う環境や条件を
見つけていくことが大切ですね。

今は、昔と違って
コミュニケーション能力を
求められる時代ですから
ちょっと人と上手くいかないたけで
【自分の能力を否定されるようで】
不安がる人が増えました。

そのような人たちが
在宅になることで精神を安定させ
【仕事の効率が上がるのなら】
色々な働き方を肯定し
それぞれの人に見合った働き方を
推奨できる社会になってほしいです。

さぁ、改めて考えてみてください。
あなたに合いそうな
働き方はどんな感じでしょうか?

その目的は
【楽をしようとするのではなく、
  効率を上げるためだということを】
忘れないようにしてくださいね。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 07:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2020年07月07日

在宅勤務は危険

撰集のメルマガで
大学のオンライン授業の恐怖について
書きましたが
コロナの影響では社会人も
在宅勤務を推奨されるようになりました。

私のお客様の中には
「在宅最高!一生これでいいよ♪」
くらいにウハウハな人がいます(;^ω^)
・人ごみに行かなくていい
・必要以上に話さなくていい
・自分のペースで働ける
それはとっても嬉しいことです。
(私も♪)

ところが
発達障害傾向の中でも
ADHDタイプの人たちでは
【在宅に向かない人もいて】
そういう人が
職場からの指示で在宅になると
とんでもないことが
起きる可能性があります。

というのも、
ADHDの特性が顕著な場合
・計画が立てられない
・目に入った楽しいことに飛び付く
・行動の切り替えが苦手
・他の事を忘れてしまう
・好きな事しかできない
といった人が多いからです。

そうすると、
自宅で仕事をする時に必要な
計画性・自己管理などが
自分でできなければ
当たり前ですが仕事が遅れます。
その結果、期限を守れなかったり
仕事を放棄してしまったりと
トラブルになってしまいます。

ADHDタイプの人たちが
毎日を問題なく過ごすためには
【常に監視してくれる人が
       複数必要なので】
家で一人で…というのは
とても難しいことだと思います。
*****当事者の方へ*****
それでも自宅勤務を
しなくてはいけない場合は
あらかじめいくつかの
ルールを決めておく必要があります。

【計画とタイマー管理】
自分で計画を立てることが苦手なら
社内の誰かと一緒に
”1日のスケジュール表”を作り
部屋の中で
いつも自分が座っている位置から
”常に目に入る場所に”
それを貼り付けておいてください。

行動の切り替えをするために
少なくとも業務時間内で
”5回のタイマー設定”をし、
「次はこれをやる」という意味の
刺激を与えてください。

【複数回報告】
通常であれば、仕事始まりと終わりに
連絡するという人が多いですが
このタイプの人の場合には
”1つの業務ごとの報告”とし、
社内の人にも理解を求めてください。

【支援してくれる人を確保】
勤続年数も長くなれば、
なかなか言い出し辛いことでしょうが
社内チームの誰かに
”常にフォローしてもらえるよう”
お願いしておくことが大切です。

おおよそ、
社内勤務の時にも
当事者は何らかの迷惑をかけていたり
問題を起こしていたりすることがあり、
社内の人たちも了承済みであることが
想定されますから
”自分のプライドは後回しにして”
まずは業務をこなすこと優先にして
「お願いします」と言っておきましょう。

そして、
自宅で上手く仕事が進まない時や
モチベーションが上がらない時、
分からないことがあるときなどには
その人たちを頼ってください。

それもできれば
”複数人確保しておきましょう”
そうすれば一人の人に
過度な負担がかかりすぎず
それぞれが仕事を進められます。
*****支援者の方へ****
上記を読めば分かりますが
発達特性を持つ人たちと
一緒に働くということは
【周りの負担が確実に増えます】
そう考えると
「面倒だな」「甘えてる」などと
思えてしまうかもしれませんが
【特性を持つ人たちは
   確実に増えています】
それは、遺伝性以上に
環境や教育に関連したことが
原因かもしれませんが
いずれにしても
私たちはこれまでの関わり方を
変えていくことが求められます。

つまり、
誰か1人のケースで逃れられても
またいつか、
別の人のケースに巻き込まれ
負担を強いられる可能性が
ある、ということです。

それならば早い段階で
発達特性を持つ人たちへの
【対応法を覚えたほうが
  後々、自分の負担が軽くなる】
と言えるのではないでしょうか。

ぜひとも前向きに受け止めて
対応法を模索していただきたいと
私は思っています。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害

2020年07月04日

信用してもらえない理由(ASD)

今回は、
悪意を持たない
発達障害の傾向を持つ人たちが
なぜ、信用してもらい辛いのか
考えてみたいと思います。

本来、グレーな人たちは
「誠実」で「真面目」で
「繊細」で
「生きるのに一生懸命」なことが多いです。
だけど人間関係が今一つで
多くの方が悩んでいますよね。

その理由を3つ挙げてみます。

【一貫していない】
言っていることとやっていることが
ちぐはぐになりがちです。
例えば、政治や世間のことについて
正義感を燃やして
正しいことを言っている割には
当人の行動は自分勝手で
言動は人を傷つけることばかり。

周りからは
”自分を棚に上げて批判する人”
見えているかもしれません。

【安請け合いする】
人からの評価などを気にしがちで
良く見せよう…と一生懸命です。
また、”判断力の鈍さ”があり
そのようなことが相まって
”勢いで引き受けてしまいます”

だけど後で考えてみたら
無理なこと、嫌な事だった。
だけど今更断れないから
なかったことにしてしまおうと
話をごまかすなどして
逃げてしまうことがあります。

【言い訳が多い】
例えば、上記の話を続けると
無責任に引き受けてしまった結果
誰かに咎められたとして。

非を認めると責められる、
という気持ちが強まってしまい
謝ることができない人が多いので
”謝らずに言い訳ばかり”
してしまう人が多いです。

その言い訳の言葉も
自分自身ではなく”相手のせい”で
まるで
「頼んだあなたが悪いんだ」
といったイメージの言葉を
発してしまうことも多いです。
*****当事者の方へ*****
子供が親に叱られて
言い訳をするのは当たり前ですが
大人の場合には
【言い訳をするほど
  周りからの評価は下がります】
なぜなら、
自分の非を認めることができず
誰かや何かのせいにして
みっともなく見えるからです。

「誰でも言い訳するじゃないか」
と思われますよね。
はい、それはそのとおりです。
だから、誰にでも言えるのは
【言い訳の前に、
    まず非を認めて謝る】
という”順番”を守るのです。

発達障害の傾向を持つ人たちは
・おしゃべりが上手くなりたい
・面白いことが言いたい
・みんなの中心に入りたい
といったコミュニケーションを
望んでいることがありますが

大人の場合、
かしこさ、おもしろさを追求していくより
まずは【信頼度を重視する】ことが
大切です。

つまり、良く見せようとするよりも
【実行できることだけ引き受け】
【断ることも信頼の証】
考えてみてください。

大勢でなくてもいいから
人と深く付き合いたい、
もっと信頼し合える相手がほしい…
と思っているのであれば
表面上の取り繕った自分よりも
【本音の自分を】見せましょう。

嫌われるのが怖いと言いますが
どのような自分を見せたとしても
何も原因がないとしても
【嫌われるときは嫌われます】
つまり、
相手の抱える何らかの問題によって
一方的に嫌われることもあるのです。

そんな理不尽なことが起きるのに
いちいち一人ひとりの顔色を窺い
機嫌を取りながら生きるなんて
バカバカしいと思いませんか?

今一度、立ち止まって
”自分の信頼度”について
考えてみてほしいと思います。
posted by 心療カウンセラー長谷 at 06:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害